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「好き」と「似合う」について

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今回は珍しく思っていることを文にしてみます。

パーソナルカラーと出会って早いものでもう10年たちます。

10年前は、まだパーソナルカラーはそこまで浸透していなくて「ブルベ」「イエベ」なんて略し方もその頃は全然知りませんでした。

ご相談にいらっしゃる方の悩みも変化していて、

昔は「似合うお洋服の色が知りたい」というご相談が多かったのに対し、
最近は「似合うメイクカラーが知りたい」というご相談の方が多いです。

また、年齢層にも変化が出ていて
前は30、40代のお客様が多かったのに対して
今は10代20代のお客様が増えました。

勉強したての頃は友人にパーソナルカラーの話をしても話が盛り上がらなかったのに対し、最近は、友人の方から話を振ってきてくれます。

自分がしている仕事内容が広まってきたのは凄く嬉しく感じています。

まぁ過去の話はこれくらいにしてタイトルに戻るのですが

多くの方が疑問に思っていることだと思うのですが

「好き」と「似合う」どちらを選ぶのが正解なのか。

これは、未だに私も正解を探しています。

カラーの仕事をしている以上、「似合う」を選ぶのが正解と言いたいところですが、ライフスタイルの多様化、個性の尊重を大切にしている今の時代に

「万人受け」「王道スタイル」が正解なのでしょうか。

だったらもぅ世の中制服でいいじゃんって思ってしまいます。

「好き」=「個性」

「個性」=「おしゃれ」

そう思うからこそ、「似合う」だけに縛られて、周りからの目を気にして装うことに違和感を覚えます。

かといって「似合う」も中々バカにできません。

「好き」なスタイルがどうしても自分の体型に落とし込めず
悩んだり、無駄な買い物をしてしまうことだってあります。

「好き」で購入したはずなのに
太って見えたり、顔色が悪く見えたりして、
素直に着ることができず自己嫌悪に陥ることもあると思います。

だから私は、この10年ずっとずっと考えていました。

「好き」と「似合う」どっちを選ぶのが正解なのか。

もちろんどちらが正解なんて個人の考え方ですし、
誰から、こっちが正解だよってジャッジしてもらえるわけでもありません。

でも、私の中ではっきりと答えを出しておきたかったのです。
自分で答えを出さない限り、お客様に胸を張ってカラーの仕事ができないって思ったから。

そして、出した答えは正解なんてないってこと。

カラー診断を仕事にしている以上
「似合う」を選びたいという考えにずっと固執していました。

でも、正解なんて「ない」んだって思った途端、急に気持ちが軽くなりました。

「好き」も「似合う」もどちらも選べばいい。

大切なのは、「好き」と「似合う」を上手にすり合わせること

そうすることで、自分が本来生まれ持った
「個性」=「似合う」

自分がこれまで育ててきた
「感性」=「好き」

を上手にすり合わせて、組み合わせることが

一番自分の求めていた答えに近いのではないかなって

これは、本当に人それぞれの考え方だけど

もっともっと、お客様に寄り添って

もっともっと、納得して満足してもらうために

現時点の私が出した答えだと思います。

「好き」と「似合う」どっちかを選ぶのではなく

欲張りに

「好き」も「似合う」もみなさんが選べるお手伝いをこれらかも続けていければと思います。

サロンじたいの営業日は少ないですが
それでも、時間を合わせてご来店くださる皆様には本当に感謝です。

気持ちと時間両方に余裕がある時にしか、インスタやブログは更新できないけれどこれからも、ほそぼそーとこの仕事を続けていきたいです^^

長文にお付き合いいただきましてありがとうございます。

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